2007年07月13日

鬼門

打ち合わせを順調に進めていましたが、突然問題が発生しました。
それは、一本の電話から始まりました。
 
わがやも、やっと間取りが収まりかけたある日、電話がかかってきました。

母「鬼門とかちゃんと見た?」
私「見てない」
母「お寺さんに相談しなさい」
私「はい」

とりあえず、年配者の意見は聞いておくものです。

そうです。家を建てる人が良く泣かされる「鬼門」です。 
みなさん、鬼門って考えられました?

私  「鬼門って知ってる?」
奥さん「うん、なんで?」
私  「調べろと言ってきた」
奥さん「調べた方がいいんじゃない」

家の奥さんは、私と違い信心深い人です。
しかし、私はまったくの無神論者のため鬼門そのものを知りません。がく〜(落胆した顔)

またネットで調べます。
もう、ネットなしの生活が出来ない体になってしまいました。

ほうら、胡散臭くなってきました。ふらふら
鬼門とは丑寅の方向で北東にあたります。
1階、2階で重点を取り、そこから北東の方です。
範囲は15-30度
北は、磁極だったり真北だったり、
しかも、磁極は30年に1度ずれるらしい。
はっきり言って、私はこの手の話が嫌いです。ちっ(怒った顔)

これでは、何を基準にOKを判定していいのか分からない。
そこで、お寺に連絡、何を基準にしているのか聞きだす。
同時に、へーベルハウスに鬼門はどうなっているか問いただす。

お寺から聞いた基準は磁極で15度、特に0度は気を付けた方がいいでしょうとの答え。
そこで、図面を元に重点を調べ、鬼門線を引き、15度の範囲を色分けした物を作成した。
1Fは洗濯機とお風呂の一部、2Fはトイレが引っかかってしまった。
奥さんは「トイレと玄関だけは鬼門は避けたい」と言っている。

営業のNさんに聞いて見る。
少し困った顔で「家相を言い出すと、思ったような家は建てられなくなることが多いです。」
「適度な所で折り合いを付けた方がいいですよ」
もちろん、その積りである。
現在、自邸を建築中なので聴いて見る。
「鬼門とかどうされました」
「考えないようにしました」
「両親とかから言われませんでした」
「両親には図面を見せていません。この仕事をしているので信用してくれているみたいです。」
それって、信用裏切ってませんか?
そして、私が作成した鬼門線入りの図面を、まじまじと見ている。
・・・・
「家、玄関が鬼門かもしれません。」がく〜(落胆した顔)
えーーー、それって・・・・ふらふら
すみません。せっかく考えないようにしていたのに、思いっきり考えさせちゃいました。
でも心配しないでください。
鬼門なんて所詮迷信です。

言い伝えには、長い経験則からくる科学的根拠と合致する物も在ります。
むやみに迷信と言うのは問題かもしれませんが、現在にはマッチしないものや、科学の力で克服したものもあります。
また、三隣亡の様に時代により意味の変わってしまったものも在ります。

って、鬼門で振り回されてる私が言っても説得力が在りませんがorz

さて、我が家で問題になるのは、2Fのトイレです。
1Fは洗濯機とお風呂の一部は目をつぶるらしいです。

ここでの私の役目は、奥さんと母に、
「ここまで鬼門対策はしました。これ以上は鬼門除けをして良しとしましょう。」
と話、二人にうんと言わせることです。

部屋、廊下などを切り分けたパーツにして、各自でパズルをして見るが、いい案は浮かばず。
そのときNさんが「2Fのトイレを取っちゃうという手が在りますけどね」
まー確かにトイレがなければ、鬼門の問題そのものが無くなる。
とりあえず、持ち帰って設計サイドと話してもらう事とした。

そして次の打ち合わせの時、設計のkさんが同席して、鬼門の解決方法の話となった。
その手には、鬼門線が引かれた図面を用意してきてくれていた。

(へーベルハウスさんでも、言えば鬼門線が入った図面を用意してくれるらしい。)

kさんは子沢山のベテラン設計さん。
今回の設計も基本的に鬼門線は避けて設計はしてくれていたが、15度の範囲までは避けられなかったらしい。
間取りに動線などの使い勝手の良さ、明かりの取り方の工夫、年配者への考慮など、かゆい所に手が届く設計さんである。

しかし、その設計さんを持ってしても、根本的なプランを変更しない限り、うまく収まりが付かない。
南西側に持っていくと収まりは付くという素人考えをぶつけて見たが、NさんKさん両方で南西側にトイレを持っていくと、トラブルの元なので、やめた方がいいと言われる。

奥さん「もう、このままで行く?」
あとで、一番気にするくせに。
奥さん「パパが決めていいよ」
投げたな。

私  「2Fのトイレをなくすとどんなデメリットが考えられますか?」
「子供が小さいとき、トイレが間に合わない場合があるので在ると便利だが、大きくなると使用頻度は低くなる。
人数が多い場合、朝のトイレ待ちが少なくなるが、4−5人では1台でもあまり問題にはならない。

夜中にトイレに行くときには近くて便利です。」

子供をトイレに連れて行く回数が多いのは、圧倒的に奥さんだ、そこで
私  「どう思う?取るか、このままで行くか」
奥さん「子供の事を考えると、在った方がうれしいけど、確かに実家に2階トイレはあまり使わなかった」
奥さん「うーーーん」
悩んでいます。あと一押しすれば、どちらかの結果が出るでしょう。
そこでNさん「2階のトイレをなくすと」

「トイレ掃除も1っ箇所で済みます」
奥さん「ひらめき子供も直ぐに大きくなるし、いらないか?」
わーい(嬉しい顔)ナイスNさん
私  「2階トイレ、取っちゃってください」
私  「その分、主寝室に回してください」

決まりました。
家には2階トイレが在りません。

そして、母にも報告「鬼門のため2階トイレは無くしましたので大丈夫です。」

これで、家の鬼門対策は終わりです。
あと、鬼門対策として、南天を植える。ヒイラギを植えるなどが在るらしいです。
ヒイラギは鬼の目を突き鬼を退散させたと言う言い伝えから、
南天は難を転ずるという親父ギャグから来ているらしいです。

まーいわしの頭で逃げる鬼もいるらしいので、どっちもどっちとは思いますが
そして、落葉樹は良く無いらしいです。
posted by kid at 10:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 打ち合わせ